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そして、遂に敦盛と都姫の元服・裳着が盛大に執り行われ、
敦盛の加冠役を信武の兄である太政大臣・藤原国晴が、
都姫の腰結いを母方の祖父である高望王が行った。
敦盛は元服前より五位の位を授けられていたため、
これ以降、官職を授かるまで無官大夫と人々は称するようになった。
「取り替えられれば良かったのにね」と思いながらも、
信武は敦盛と都姫の個性を尊重し大切に大切に育ててまいりました。
そして、敦盛と都姫が13歳となった年のある日のこと、
敦盛は信武に大切な話があると呼ばれたのです。